脂肪出の摘出
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脂肪腫の摘出手術の流れについてです。
■1.麻酔をかける
脂肪腫の手術は「切除手術」になるので、
当然ですが、最初に局部麻酔をかけます。
(局部麻酔だから、脳の意識はあります。
私も経験がありますが、切られている感覚は一切ないので、
まったく怖くありません)
ただし、一般的には局部麻酔ですが、
脂肪腫のサイズが大きく、局部麻酔をあちこちにしないといけない場合は、
全身麻酔や腰椎麻酔に切り替えられるようです。
また、脂肪腫が体の表層ではなく、
例えば筋肉の奥などの、手術が難しい場所にできている場合、
やはり同様に、全身麻酔や腰椎麻酔に切り替わるようです。
(もちろん、これらの場合は局部麻酔以上に
患者本人は眠っているので、手術の怖さや痛みはまったくありません)
■2.切除する
麻酔がかかったら、皮膚を切開し、摘出手術にはいります。
摘出をした後は、当然ですが、脂肪腫が今まで入っていたスペースに、
いわば「空き」ができます。
そうすると、そこに血液が流れこんで、
今度は脂肪の腫瘍ではなく、血液の腫瘍「血腫」がで
出来てしまうということもあります。
そのため、手術後にそのスペースに空洞ができないように、
「ドレーン」というビニール管を使い、血を抜き出す作業を行います。
(皮膚から空洞に通します)
■3.手術後の経過観察
手術後、だいたい2日ほどしたら、先程書いたドレーンの除去を行います。
そして、一週間ほどしたら、抜歯手術を行います。
抜歯が終わるまでの期間は、シャワーをあびることは許可されていますが、
湯船に使ってお風呂に入ることは許されません。
また、手術後の3日間は、安静が求められます。
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