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脂肪腫

いつの間にか出来ている脂肪腫という名のしこり。脂肪腫って?という方も多いと思います。そこで脂肪腫とは何かをわかりやすく解説しています。

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脂肪腫の手術

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脂肪腫とは

脂肪腫とは脂肪組織が皮膚下や筋肉の間にたまることによって生じる脂肪の塊のことで、良性の軟部腫瘍です。脂肪腫ができると皮膚が盛り上がり、柔らかいしこりがあらわれます。脂肪腫は長い時間をかけて次第に大きくなりますが、痛みを伴わないので経過観察だけで終えることも可能です。

脂肪腫の手術

脂肪腫は良性の腫瘍ですし、一般的に痛みを生じません。しかし、ごく稀に悪性の脂肪肉腫となる可能性があるので発生病理検査が必要です。検査は臨床症状と、画像検査で行います。画像検査にはエコー検査、CT検査、MRI検査があり、これで悪性の脂肪腫だと判断された場合には手術が必要となります。
脂肪腫が悪性である場合はもちろん、脂肪腫は放置しても自然に小さくはならないので、脂肪腫が大きくなり、目立つようになったら手術によって摘出することをおすすめします。
また、脂肪腫の症状が軽い場合は日帰りによる手術も可能で、治療の難易度が増すにつれて入院日数が必要になってきます。

脂肪腫手術の流れ

①麻酔
脂肪腫の手術は局部麻酔を注射した上で行うことが多いです。しかし、脂肪腫が大きく、大量の局部麻酔が必要だと考えられる場合、脂肪腫が筋肉の奥から発生し、治療が容易でない場合は局部麻酔でなく、入院のうえ全身麻酔または腰椎麻酔が必要となります。
②切開
麻酔をかけた後は皮膚を切り開き、脂肪腫を摘出します。 脂肪腫の摘出後は空洞が出来て、そこに血がたまり、血腫が出来ることがあります。そこで、手術後の空洞に、ドレーンと呼ばれるビニールの管を皮膚から空洞に通しておいて、空洞にたまる血を抜き出します。
③手術後の流れ
手術後は約二日後にドレーンの除去、一週間後に抜糸を行います。抜糸を終えるまでは汗を流すためにシャワーを浴びることは可能ですが、浴槽に使ってはいけません。 また、手術後の活動については3日間は安静にしておいたほうがいいです。

手術の費用

日帰り入院で脂肪腫を除去する際の費用は病院によって多少の違いはありますが、だいたい5000円程度です。しかし、手術費用とは別に血液検査や画像検査のための検査費用が必要になるので診察回数を重ねると、結局2万円程度の費用が必要となります。
また、日帰り入院では済まない場合、つまり何日かの入院期間を要する場合はこれに加えて入院費用がさらにかかります。
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