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脂肪腫

いつの間にか出来ている脂肪腫という名のしこり。脂肪腫って?という方も多いと思います。そこで脂肪腫とは何かをわかりやすく解説しています。

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脂肪腫の発生原因

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脂肪腫とは
脂肪腫とは皮膚のすぐ内側(皮下脂肪内、筋肉内)に出来る良性腫瘍で、この腫瘍は繊維質の袋に包まれて出来ている事が一般的です。瘤(こぶ)そのものは皮下脂肪と同じような黄色い色をしています。脂肪腫は皮下組織で一番頻繁に起こる腫瘍で、体のどこにでも出来ますが、その中でも、背中や肩のまわり、おしりのまわりの皮下組織によく発生します。筋肉のなかに発生する場合は大腿部への発生が多くみられます。また、一人の患者さんにたくさんの脂肪腫が発生することもあります。
脂肪腫のほとんどは良性腫瘍ということもあり、がンなどの悪性腫瘍と違い治療しないからといって生命に関わるようなことはないのですが、放置したままであると大きくなって目立つようになるケースや発生した部位によっては痛みを生じることもありますので、先ずは皮膚科などの専門病院にて診断してもらい、経過観察をみるなど相談のうえ治療手術を行うかの判断を下すのが良いと思われます。
 
脂肪腫の発生原因
脂肪腫の発生する原因はまだ解明されておりません。腫瘍組織の染色体に異常が発見されたり、遺伝性が見られるという情報はわかってはいるのですが、具体的な原因となると不明で、外傷等がきっかけとなって出来るケースも見られます。
脂肪腫は誰にでも発生する可能性がありますが、中でも30代から50代までに最も多く見られます。発生率に性別は関係はありませんが、男性の場合の方が複数の脂肪腫を同時に発生させるケースが多いです。
 
脂肪腫は良性の腫瘍ですし、一般的に痛みを生じません。しかし、ごく稀に悪性の脂肪肉腫となる可能性があるので発生病理検査が必要です。検査は臨床症状と、画像検査で行います。画像検査にはエコー検査、CT検査、MRI検査があり、これで悪性の脂肪腫だと判断された場合には手術が必要となります。
脂肪腫が悪性である場合はもちろん、脂肪腫は放置しても自然に小さくはならないので、脂肪腫が大きくなり、目立つようになったら手術によって摘出することをおすすめします。


 

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