犬の脂肪腫
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脂肪腫は、人間だけでなく犬にも発生します。
特に、若い犬より老犬によく見られるようです。
(これは人間と同じですね。
脂肪腫は若いころにも発生するのですが、
時間をかけて少しずつ大きくなるため、
若いころは発見されず、老年になってから発見されやすいのです)
さて、そんな脂肪腫ですが、そもそもどんな病気かというと、
ものすごく簡単に言うと「脂肪のかたまり」です。
少し正確に言うと、「細胞が脂肪をたくわえた、できもの」です。
つまり、本来スマートであるはずの細胞が、
異常をきたして「メタボ」になって、瘤状になったわけです。
そうしたことから、原因はおそらく
「細胞をコントロールする組織の異常」と思われるようです。
(ただし、正確なことはまだわかっていません)
そして、原因がわかっていないため、
予防法もこれといって確立されていません。
そのため、どうしても発生してからの対応になってしまいますが、
良性の腫瘍なので、特別焦ることはありません。
ただし、肥満細胞腫や、リンパ肉腫などの、
もっと症状が重くなる腫瘍である恐れもあるので、
良性の腫瘍だからといって油断せず、
早めに動物病院で診断していただくのがいいでしょう。
簡単な切除種ずつをすれば、脂肪腫は完治します。
犬の場合、どんな手術になるかデータが少ないですが、
人間の場合、手術後にドレーンというビニール管を挿入するため、
それを抜くための手術を、また2日後くらいに行います。
そして、抜歯が7日後くらいに行われます。
犬の場合、そこまでされるかどうかはわかりませんが、
深刻な症状だと事後診断が必要かもしれませんので、
その時期の予定を、空けておいたほうがいいかも知れません。
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